瀬戸内徳洲会病院
〒894-1507 鹿児島県大島郡瀬戸内町 古仁屋字トンキャン原1358-1 0997-73-1111

リハビリテーション室

患者様のニーズに応えられるよう、多様な疾患に対応したリハビリテーションを展開しています。
発症してから間もない超急性期から、亜急性期リハビリテーション、回復期リハビリテーション、維持期リハビリテーション、終末期リハビリテーションまで幅広い分野に対応しています。

リハビリテーション 3つの特徴

  • 病気は治らなくても人間らしく生きる権利を回復すること
  • リハビリテーションの対象は疾患ではなく障害であること
  • 障害と共に前向きに生きることを学ぶこと

リハビリテーション科の部門紹介

スタッフ:理学療法士:5名 作業療法士:1名 言語聴覚士:1名 助手2名の計9名:理学療法部門(PT)、作業療法部門(OT)、言語聴覚療法部門(ST)の3部門で構成されています。

私たちスタッフは、患者様に対して機能訓練だけでなく日常生活における指導や社会復帰の援助を行っています。
リハビリテーションには、理学療法(PT)・作業療法(OT)・言語聴覚(ST)などがあります。
治療としては、まず身体機能あるいは精神機能の障害によって起こる能力低下や障害からの影響を最小限にする為に治療を行っていきます。
その特徴として、具体的な作業活動を通じて心身機能の早期回復を促すこと、あるいは機能退行を予防すること、および残存機能を最大限に発揮できるように援助することにあります。

理学療法部門:大きく2つの治療法に分けらえます。

運動療法とは

筋肉、骨、関節を動かしたり、筋肉を鍛えたり、ストレッチングなどを行うとともに日常生活に必要な動作能力を獲得できるよう身体を検査・測定し、機能を評価して補助具を使った歩行やバランス練習など効果的なプログラムを組み治療にあたります。

物理療法とは

肩関節、腰背部、膝関節などの疼痛緩和のため水圧で背面全体をマッサージしたり、機器で患部を温めたり、電気で刺激を与えるなどの治療法です。

作業療法部門

『作業』とは、食べる、トイレに行くといった日常生活動作や、家事、地域活動、余暇活動、対人交流など生活の中での全ての行為、活動をさします。作業療法では、様々な『作業』の中から対象者の方と、したいもの・必要な物を選び、リハビリ後もご本人自身が取り組み、その方らしい生活が送れるよう支援していきます。具体的には道具の操作など身体的側面、手順や感情など認知機能や精神面の評価をし、その方の障害や強みに合わせて、遂行能力の向上を図ります。取り組みやすい環境作りも一緒に考えていきます。

言語聴覚部門

言語聴覚療法とは、脳卒中、加齢などが原因で起こるコミュニケーション能力の障害を持っている人に対し、言語聴覚士による検査を行い、どんな問題や課題を抱えているのかを確認した上で訓練や指導などを行います。また、摂食嚥下に関する疾患にも対応しており、食事の飲み込みなど摂食嚥下機能の改善を目指したリハビリテーションも対象範囲です。また当院では外来にて発音、発声の練習、聞き取り、コミュニケーション能力の向上等、ゲーム遊びを通して言葉を伸ばすリハビリも行っています。
※言語療法士による小児科外来あり(午後14時~16時 要連絡)

通所リハビリテーション

介護認定を受けた方たちが、介護保険を利用して受けることが出来るサービスです。
在宅生活を送りながら運動能力の低下が起きないよう、自宅の状況も確認したうえで、個人に合わせた内容の在宅生活改善に直結するリハビリテーションを行っています。

訪問リハビリテーション

通所リハビリテーション同様、介護認定を受けた方たちが、介護保険を利用して受けることが出来るサービスです。当院スタッフが自宅を訪問してリハビリテーションを行います。自宅において暮らす中で問題点等に対しても適切な対応をさせて頂きます。

地域リハビリテーション

地域における介護予防の機能強化を図るため役場と町内の医療機関が共同して毎月1回、離島(加計呂麻島、与路島、請島の3つの島)を含めた町内の集落、サロン、介護施設を訪問して集団体操、運動指導などを行っています。

対象疾患

脳血管疾患

脳卒中、神経難病、末梢神経障害(顔面神経麻痺等)、脳炎など

運動器疾患

骨折、切断、筋や腱の損傷、関節の変形疾患など

呼吸器疾患

肺炎、回復術後の呼吸障害、人口呼吸器管理の方、慢性閉塞性肺疾など

外来診療時間

受付7:30〜11:30

診療時間
9:00〜12:00

小児のリハビリテーションに関しては事前打ち合わせの上、午後の外来が可能です。

※理学療法士・作業療法士募集中!!

奄美大島瀬戸内町:当院が位置する奄美大島は国内最大級の亜熱帯照葉樹林があり、そこにしかいない生き物(固有種)や絶滅危惧種が多く暮らしていることから現在世界遺産登録候補地となっています。そんな島には美しい海があり、美しい山があり、マリンスポーツでは日本最大級のシーカヤック大会が毎年開催され、ダイビングやサーフィンなどもさかんです。また各種マラソン大会や、奄美1周210km自転車レース、奄美の山中を駆け抜けるジャングルトレイルなども開催されています。

勉強会・研修会等:毎月1回神経内科医師を招致しての抄読会、グループ内での定期的な研修会の実施。またリハビリ室内での勉強会などを行いリハビリに対しての知識、技術の研鑽に励んでおります。島外での勉強会、研修会への参加に対しては病院からの援助もあり、また格安航空便が東京、大阪間を結んでいるため、より容易に参加が可能となっています。また島内での勉強会、研修会も増えており、離島でも勉強できる環境が整ってきています。

職員:コメントリハビリテーション担当OT):島では都会よりも地域活動や行事など、社会参加の場面が多いと感じます。そして皆さんその活動をとても大切にされています。身体面やお家での生活にアプローチするのももちろん大切ですが、社会参加へのアプローチがその人らしい生活を送る上でとても大切だということを島で働いて強く感じました。

患者様の多くが知り合いという離島ならではの環境にあるため、リハビリ室はいつも笑い声であふれ、賑やかでとても明るい雰囲気です。