看護部長のYです。
多くの病院施設で看護師業務の煩雑さに伴う超過勤務や労働環境に苦慮している中、当院も例外ではありません。
この度、かねてから当院の運営についてアドバイスを頂いているNPO法人ジャパンハートの創設者で、現在も東南アジアでご活躍されている吉岡秀人先生(最高顧問)の紹介(提案)で、10月7日に東京都板橋区にある「おうちにかえろう。病院」へ現場のスタッフと供に視察へ行ってきました。
これまで、一人の看護師をどのようにして入職につなげるかを重点的に考えていましたが、働いてみたいと思える病院になるための視点から考えていく必要があり、自ずと業務改善に取り組むことが優先課題になることがわかりました。当然と言えば当然ですが(笑)
「おうちにかえろう。病院」は、PA(診療と患者の繋ぎ役をする事務スタッフ)という新しい職種の位置づけで在宅医療を重点的に展開している病院です。一日同行訪問をして、その役割、効果的かつ揺るぎないチーム医療に驚きを隠せませんでした。何よりも在宅患者さんが安心して生活できる、ご家族との信頼関係も確固たるものと感じることができました。
これはぜひ当院でも今すぐにでも取り入れていきたい、特に病棟における看護師の負担軽減に直結することと考え、年度末までには軌道に乗せたいと思っています
当院は職員や患者さんからの苦情・ご意見などから、改善につながる視点での取り組みを行っています。苦情があるということは改善の余地があると考え、貴重なご意見として受け止めて、今後も長く勤めていただける職場環境を作り、患者さんのためのより良い病院を作っていくことに努めていきます。
看護部長Y