お久しぶりです。瀬戸内のバイク好きCEのMです。
関東から離島・奄美へ転勤してからまる二年が経ちました。同僚からは島でバイク乗り回して遊んでいるだけのロクでなしと思われて久しいですが、
実は仕事もそれなりにやってるんですよ!
おかげさまで本日は嬉しい報告ができます。
なんと・・・
新車を買いました!!
島で2台持ちできるとはなんと贅沢な・・・
これで離島ライダーライフがさらに充実。鮮やかな青い海を眺めながらゆっくり走る。離島だからこそできる至福の時間ですね。
・・・と、どうでもいい話はここまで。ここからが本題です。
透析室が新しくなります!
これまでの透析室は、装置は古く、あらゆる事がマニュアル操作で煩雑。以前務めていた病院では5分以内でできていたことが、ここでは急いでも20分はかかる。古い装置ではより効果的な治療の提供もできないなどなど・・・。
赴任してきた当初、そんな離島の透析室の現状を目の当たりにし「なんとかしなければ」と考えました。
そして様々な準備や調整を行い・・・
この度透析装置と透析システムの一新をすることができました!
これでスタッフの一部作業が簡略化でき、その分患者さんたちのケアへより集中することができるようになります。
さらに近年普及し始めた新透析療法「I-HDF(間歇補液式血液濾過透析)」もできるように、
今まで以上に安全で効果的な透析治療の提供が可能になりました。
左:古い透析装置。装置自体が大きく、必要物品も多いのでベッドサイドはものでいっぱいです。画面も小さく見づらいですね。
右:新しい透析装置。スリムで物品も最小限。ベッドサイドがスッキリしました。画面も大きくて見やすい!
古い水処理装置だけだった透析機械室も・・・
新たに4種類の機械が入り、より高精度な透析の調整ができるようになりました。
この新しい機械の導入。けして楽な道のりではありませんでした。
「離島だから難しい」「離島だからしょうがない」など諦めの言葉も多く聞いてきましたが、「離島だから」と言う言葉を言い訳に使いたくなかったのです。できれば魅力を伝えるときに使いたい言葉ですよね。
これからも、離島だからこそできる最高の医療を提供でいるように頑張っていきます。
透析室