瀬戸内徳洲会病院の看護師Mです。
現在、外来と訪問診療を兼務しています。

私自身は奄美大島の出身ではありませんが、ご縁があり地元出身の夫と結婚し、この島で20年以上暮らしています。
新しい土地での生活には不安もありましたが、温かく迎えてくださった地域の皆さんのおかげで、今ではこの島が私たち家族にとって大切な「ふるさと」となりました。

私は一度社会人を経験した後に看護師の資格を取得しました。病院だけでなく、施設や訪問などさまざまな現場で経験を積み、その経験を生かしながら現在は外来と訪問診療の両方に携わっています。
外来ではいつでも患者様が安心して受診していただけるように努め、訪問診療では施設や個人宅など(患者様やご家族の生活の場)へ伺い、その人らしい暮らしを支える看護を実践しています。
病気だけではなく、生活背景やご家族との関わりまで含めて支援できることは、離島医療ならではの大きな魅力だと感じています。
奄美大島では、マンパワー不足や医療資源が限られているといった問題もありますが、だからこそ医師や看護師、多職種が連携し、地域全体で患者様を支える文化があります。患者様やご家族との距離も近く、「ありがとう」「来てくれて安心した」という言葉を直接いただける機会が多く、その一つひとつが看護師としての大きなやりがいにつながっています。

外来と訪問診療の兼務は決して簡単ではありません。しかし、その分幅広い知識や判断力が身につき、自分自身の成長に繋がると信じて日々頑張っています。そして、その仕事を続けられているのは、家族の理解と支えがあるからこそです。仕事と家庭の両立を支えてくれる夫や子どもには、感謝の気持ちでいっぱいです。

また、職場の仲間や地域の皆さんにも日々支えられています。患者様との何気ない会話や地域の方々の温かい声掛けに励まされ、「この地域のために少しでも力になりたい」という思いが強くなりました。
離島医療は決して特別な医療ではありません。患者さん一人ひとりの暮らしに寄り添い、地域全体で支え合いながら、その人らしい生活を守る医療です。そして、看護師自身も地域に育てられ、人として成長できる環境があります。
これからも瀬戸内徳洲会病院の一員として、地域の皆さんに安心していただける看護を届けながら、この美しい奄美大島で、地域に根ざした医療に貢献していきたいと思います。


